文学・評論5

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吉本隆明の声と言葉。〜その講演を立ち聞きする74分〜
吉本隆明さんの本を一冊も読んでいない状態で購入した若い世代ですが、聞いてみて一気に惹きつけられ、慌てて実家に氏の書籍を送ってくれるよう依頼しました。 「あ、吉本です」という挨拶から始まって、夏目漱石......
心的現象論本論
本書は、吉本同伴知識人による、吉本TEXTの、商業主義的囲い込みの極致である。 山本哲士はかつて、「吉本隆明が語る戦後55年」と題し、「週刊読書人」紙上に掲載されたインタビューを水増しし、なんと......
日本近代文学の名作 (新潮文庫 よ 20-3)
日本の近代文学について、作家ごとにコンパクトに、しかも鋭くまとめられている。 吉本さんは、目もあまり見えなくなり、足腰もかなり厳しいが、アタマの中は相変わらずすばらしい。いや、肉体的な衰えが逆に精神......
「情況への発言」全集成 3 1984~1997 (3) (Modern Classics新書 28)
言いたいことを言いまくる「情況への発言」だが、元は、マイナーな自費出版雑誌「試行」の巻頭の恒例企画。マイナーな頃は、マイナーゆえの凄みがあったが、この巻は、メジャーになってしまった著者の発言(依然と......
日本語のゆくえ
題名を読むと、「乱れきった現代の日本語は、これからどこへ向かおうとしているのか!?」などということが論じられているかのような印象を受けますが、さにあらず。 本書は、吉本さん自身による、吉本文学論......
「情況への発言」全集成 1 1962~1975 (1) (Modern Classics新書 24)
血湧き肉躍る評論集。 時事的な話題に対する批評と 多くの組織、学者、文学者、評論家、タレント、匿名者などからの 批判、中傷、誹謗、罵声に対する批判、反批判がなされています。 いま読み返すと『試行』を......
よせやぃ。
吉本隆明が色々な話題をばっさばっさと切りまくるのかと期待して読んだが、期待はずれであった。多分その理由は、対話になっていないから。話を聞きに行った人が、拝聴してしまって、突っ込まない。ありがたく聞い......
吉本隆明 自著を語る
いつかどこかで、渋谷陽一が、吉本隆明の「試行」の影響を受けて、「ロッキング・オン」を創刊した、と書いてあるのを読んで、ビックリおったまげてしまったことがある。 私も、中学生の頃、渋谷陽一に散々ロ......
全訳 源氏物語 一 新装版 (角川文庫 よ 1-11)
いつかは読みたいと思っていた與謝野晶子版が、新装販売となった。 歌人としても定評のある人の文章なので、楽しみ方はひとそれぞれ。 古典なので、好きな人は数種類を読み比べてみるのがよいと思われる。旧版と......
E=mc2 世界一有名な方程式の「伝記」
本書には、竹内薫「99.9パーセントは仮説」とうい書の参考文献で知りました。科学に疎い方は、概説的入門書よりもこのような或るテーマに沿って物語になっている本書はとてもお勧めです。 方程式に関する、......
日本難民
すんごーくつまんなかったです。この本に金を払った自分に腹が立つほど。定価で買わなかったことだけが唯一の救いです。突如、わけのわからない戦争で日本が各国から攻撃され、逃げ惑う人々の話なのですが、その戦......
怪猫鬼談
泉鏡花と岡本綺堂目当てで購入したが、中の下くらいの出来だった。猫又がそれほど恐怖心を煽らないし、所詮は創作という感じが強かった。多彩な化け猫軍団だが、本家本元の鍋島の化け猫を越える事ができなかった。......
箱の夫
内田百?風の幻想譚を集めた短編集。近頃は百?の影響がキツい短編が多いですね、川上弘美とか、車谷長吉とか。本作はしかし技術的な模倣のレベルを超越しており、初老の子供のない女性の不安感、財産や頼りにして......
史実を歩く (文春文庫 よ 1-46)
緻密で重厚な描写で知られる吉昭の作品群であるが、そこには当然、膨大な資料調査があった。吉村氏は、江戸時代のある日時のある地方の天気も調べるという。 その創作活動の中のエッセイが本書である。真摯な......
わたしの普段着 (新潮文庫 よ 5-49)
2006年に他界した吉村昭氏の生前最後のエッセー集。まじめな人柄が随所ににじみ出ているとともに、氏の執筆態度や史観を理解することができる。「私は、史実そのものがドラマであると考えているので、フィクシ......
教科書に載った小説
店頭でタイトルにすっとひかれ、編者が「クリック」の佐藤雅彦さんだったので すぐ決めました。期待を裏切りませんでした。 教科書に載っている話ってどうして面白いんでしょう。 お父さんから手紙を受け取る話......
歴史を記録する
本書は12人の相手が変わる文学者対談集である。 半藤一利と「徳川幕府は偉かった」 松本健一と「先が見えないときは歴史を見るのがいい」 尾崎秀樹と「大正の腐敗を一挙に吹き出す」 大宅壮一と「一本の鉛......
でぶねこめんまさん
毎日ブログを欠かさず読んでいる大好きなめんまさん。 「めんまさん、めんまさん」「あ?なんや?」の台詞が気に入って、 旦那と一緒にめんまさんゴッコを楽しむくらいの立派なめんマニアです(笑) この本のお......
回り灯篭
吉村昭の最後のエッセイ集。多くが過去の作品に関係する話で、取材秘話であったり後日譚だったりするが、どれも気品があって潔い。「高潔」と一言で表すのがもったいないのだ。彼の愛読者はどの話も一度すれちがっ......
死顔
吉村昭の歴史小説やドキュメント作品は、司馬遼太郎ともまた違って丁寧な調査と抑制された文章で本格派であり愛読してきたが、小説・文芸作品の類いはほとんど読む機会がなかった。ところが、彼が亡くなってしば......
あした―Dreaming Tomorrow
『あさ/朝』のカメラマンの方の写真と秋月さんのことばが載っています。 写真がすごく綺麗。 _____________________________________________________......
バガボンド 28 (28) (モーニングKC)
前巻までの地獄のような戦いを終えた武蔵を待っていたのは、沢庵からのキツい問いかけ。夢に見たおつうとの再会の喜びに素直に浸ることもなく、体の傷も癒える前に役人に連れられていく。それにしてもこの役人、7......
バガボンド 27 (27) (モーニングKC)
井上雄彦さんの絵はすばらしい。 原作を超えている。画像がよいのでつぎつぎに買ってしまう。 武蔵にバガボンドとつけたネーミングも良い。 これから終局までいったい何冊でるのであろうか。 21世紀武蔵......
私本太平記 1 (1) (SPコミックス)
岡村賢二さんの歴史を扱った作品はいくつか読んだが、イマイチ単純な作風にしか感じられなかった。 それがどうだろう!この漫画家がこれほどの実力を秘めていたとは知らず、正直ショックを受けた! 時は数々の......
バガボンド 26 (26) (モーニングKC)
まず、一般の人が想像する『宮本武蔵』が存在しないのは事実。史実と違うだの、ありえない戦だの、ただの斬り合いだの、…そこに非難を集中している方とは意見が合いません。確かに史実・現実を気にして読まれる人......
バガボンド 25 (25) (モーニングKC)
努力し続け、自負もある伝七郎。それでも武蔵との実力の差を感じる。 「その先」を捨て、前へ進む。吉岡の名を守るために。 伝七郎は本当にいい顔をしています。バガボンド25巻。この巻では武蔵にとっての二つ......
バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より (24) (モーニングKC (1553))
武蔵が求めていたもの、佐々木小次郎、そしてそれはかつての自分。自然の中で遊ぶ子供。理の中にいる自分。そういえばイチローが安打数の世界記録を作った時、小学校の頃の打撃フォームが理想的なフォームだったと......
バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より (23) (モーニングKC (1526))
遂に出会った自称コージロー又八と佐々木小次郎。又八は、吉岡の手だれを斬り捨てる小次郎を見て、自分がなりたかった姿を重ねる。武蔵と一緒にああなりたかった。強い武蔵に憧れ己の非力を嘆く又八。世の中のほと......
バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より (22) (モーニングKC (1497))
この巻の最初に載っている『背負いしもの』は今までの話の中で一番好きです。前話の『居場所』が武蔵視点だったのに対してこっちは清十郎視点になってますが、短いながら吉岡清十郎が背負っているものがどれほどの......
芥川賞全集 第4巻 (4) 本の話 確証 闘牛 異邦人 春の草 壁 広場の孤独 漢奸
昭和24年上半期から昭和26年下半期の芥川賞受賞作を収録。 本の話 由起しげ子 亡くなった義兄の蔵書を窮乏のため泣く泣く売却することにした私。人のよい義兄との思い出がある本を必要としてくれて......
すべての執筆活動をパソコンで―文筆家が使う電脳書斎「超漢字」
???作家ともなるとWindowsやMacなどについてくるワープロソフトでは力不足なのであろう。扱うことのできる文字、原稿の管理、編集機能など、たしかに上記OSのワープロソフトですべてをまかなうのは......
寂寥郊野 (講談社文庫)
この小説は、「本当の小説」という印象がある作品である。どういうことかというと、この小説によって伝えられている内容は、小説以外の媒体で伝えるのは、ちょっと難しい、ということだ。主人公のアメリカ人男性と......
電脳文化と漢字のゆくえ―岐路に立つ日本語
文字鏡研究会、「言語、認識、表現」研究会、Muleのメンバを入れてもらえれば、違う視点を提供できたかもしれない。 漢字については本場の中国に先んじて文字鏡研究会が標準化と電子辞書作りに貢献してきた......
宇宙人フライデー (地球人ライブラリー)
古典だけあって、現在の目で見ると火星の姿等、いろいろつっこみ所があります。 が、それは堪えて読み進めて頂きたい。 火星を生き延びるために主人公が様々な苦労をしていく所は確かにロビンソン・クルーソーを......
なにもかも二倍 (新潮文庫 よ 18-20 yoshimotobanana.com 20)
ばななさん。今回も沢山の国や地域に行かれてましたね。ご苦労様です。小説のネタに。ブログに。一杯、いろんな事を体験したり、考えたりして書いてくださいね。なかなかどこかに行けない私には、楽しいし、擬似体......
サウスポイント
初期の吉本ばななの作品は何とも言えず魅了された。大好きな作家だった。 しかし、年々作品の完成度、レベルが落ちている。新しい作品を読むたび、がっかりする。私が歳をとり感性が合わなくなってきたのか?いや......
愛しの陽子さん (新潮文庫 よ 18-19 yoshimotobanana.com 20)
よしもとさん。体か弱いといつも書いてらっしゃいますが、すんごいパワフルですよw(?o?)wワォ!です。 肩凝り腰痛は、仕事がらもあるかもしれないですね。でも、焼肉屋さんに何回行っるんだろうか(@_@......
まぼろしハワイ
私が『まぼろしハワイ』で一番好きな物語は「銀の月の下で」です。 自分の弱さを否応なく確認させられた凄い短編だと思いました。 この物語と共に成長できる、そんな素敵なことをばななさんはいつでもしてくれる......
High and dry(はつ恋) (文春文庫 よ 20-3)
はつ恋という副題ではあるが、読者はその恋物語よりもその裏側に 暗に示されている家族のつながりというものをより強く感じ取れると思う。 この本は若年向けの感じのする書き方をされているが、 なんくるない......
女ですもの
お二人の世界に閉じこもって、お互いをほめ合っているような印象を受けました。 ちょっと、現実世界が見えていないような感じです。 お二人とも、作家という、ある意味フィクションの世界でお仕事をされている方......
なんくるない (新潮文庫 よ 18-18)
自分がこのままじゃいけないって思うときがあると思いますが、 「きっと私が私を嫌いな限りは、似たようなことがくりかえし起こるだろう。だから、今乗っている電車を乗り換える必要がある、なにかを変えないと......
チエちゃんと私
ばななさんの小説、いいですね。 改めて思います。 チエちゃんとかチエちゃんのお母さんが オーストラリアのコミューンにいたり、 そこで「毛」にばかり遭遇していたから、 チエちゃんは日本に来た途端 永......
はじめての文学 よしもとばなな
このシリーズは図書館ではヤングコーナーなどに置かれている本です が大人でも十分に楽しむことができます。 今まで直感、評判で読む本を選んでいた私にとってこのシリーズとの 出会いは価値のあるものにな......
ついてない日々の面白み―yoshimotobanana.com〈9〉 (新潮文庫)
この本はネット上の日記をまとめたものです。本を買うのは…という方はネットをご覧になればいいと思います。私は一巻から全て持っていて読みすぎてもうボロボロです。私だけかもしれませんが、意味もなく料理本を......
ベリーショーツ 54のスマイル短編
本を手に取るとワクワクした。 幼いころの工作の時間や手作りの本の温かさに似た高揚感。 文章だけでなく、装丁も面白く 見ている自分は楽しくなる。 大人が懐かしさを感じ、ほんわり とする本。 かなぁ? ......
ひとかげ
『とかげ』を知らなく『ひとかげ』だけを読めば、よい作品だと思います。個人的な意見ですが、作者が『とかげ』に対する職業認識の甘さうんぬんを最初に語っていますが、だからって書き直す必要があったのでしょう......
アルゼンチンババア (幻冬舎文庫)
題名のインパクトが強すぎますよね。 2007年には役所広司さん、鈴木京香さんらの出演で映画化されていたようですが、その時は全く気付きませんでした。 「人間には、いろんな生き方があって、正解も不正解......
デッドエンドの思い出 (文春文庫)
私たちの心には沢山の思い出が横たわったいて、そっと掬おうととしても指の間から零れ落ちてしまいます。あなたの手のひらに残ったのは、どんな思い出ですか?宝石のようにきらきら輝く楽しかった思い出?それとも......
海のふた (中公文庫)
誰にでも一冊、これは大切な大切なものだから独り占めしてとっておきたい、 そういうものがあるように思う。私にとって『海のふた』はそういう本です。 なくしてしまったものがあるから逆に豊かになれる、 そ......
人生の旅をゆく
イタリアを絶賛しているが あの国も少子化が問題になっていると聞く。 旅行で行くのと暮らすのは別だと思う。 私の印象ではポルトガルのほうが良かったけどなあー。 エスプレッソは確かにおいしいですが.........
ハゴロモ (新潮文庫)
ユング心理学者の河合隼雄さんがお薦めだというので、前から興味がありました。 なんらかの傷から回復していく「ものがたり」です。 癒しという言葉を簡単に使うのもなんなんですが、 この「ものがたり」を......
ひなた (光文社文庫 (よ15-1))
大学生の大路尚純と彼女、尚純の兄と兄嫁の男女4人が、それぞれの立場から語り手となり、ひとつの小説を構成している。吉田修一の読者にとってはお馴染みの手法だ。今回は4人の“書き出し”を合わせるといった......
さよなら渓谷
ストーリーがしっかりしているので、最後まで楽しめました。途中のどんでん返しには驚いたが、それもありだと思った。というより、納得させられてしまう力量この文章から伝わってきた。 吉田氏の作品は次回も......
静かな爆弾
響子に一緒に暮らすことを断られ、悲しいけれど心のどこかでホッとする俊平。 好きだけれど、突き進むことに躊躇するのは、危険やトラブルにみまわれてもその事実にさえ気づかない響子に対する恐れ。 愛する人を......
春、バーニーズで (文春文庫 よ 19-4)
読後は、期待していたような内容のあまりのギャップに拍子抜けしました。でも、その後じわじわと主人公の気持ちに共感できるようになっていきました。誰もが持っているであろう、自分を「大人」にしてくれた出会い......
ランドマーク (講談社文庫)
登場人物の多さに辟易しながら読み進めていくうちに設計士の犬飼と作業員の隼人が並行して語られるようになります。 そしてこの2人どこで交差するのだろう、どの部分で収斂していくのだろうと楽しみにしながら......
7月24日通り (新潮文庫 よ 27-3)
読了後、カバー裏を見ると著者の作品「東京湾景」を以前読んでいたことを思い出しました。その本に対しては「ドラマのように流れるストーリーだが、不要な登場人物もいて完成度が低い」といった印象を覚えました。......
悪人
なぜにこんなにも女性同士の会話特有の駆け引きを表現できるのだろう? その嫌らしさのリアルさは、林真理子女史に引けをとらないであろう。男性作家でここまで自然に、女性の心理描写を描ける人は珍しい。それは......
うりずん
吉田修一の本だと思ってしまうと拍子抜けする。 けっこうこの定価で高額なんだけど、前半は写真が主だからだ。 後半の吉田修一の短編を読みながら、作品のタイトルが付いた写真を見るのはけっこう忘れる。 日常......
長崎乱楽坂 (新潮文庫)
吉田修一さんの小説の中では、毛色の違う作品だと思いますが、さらりと読めてしまう他の小説より、濃い感じがして印象的です。ストーリー展開は、梨花と再会したあたりから何となく読めてしまったけど…(前半で......
7月24日通り (デザートコミックス)
最初に注意が必要です。表記されていませんが、もう1作品入っています。そしてそれは7月24日通りと相反する内容になっていますので気をつけて下さい。内容を否定しているのではなく、これを同じ本にいれる出版......
東京湾景 (新潮文庫)
気になっている作者であるので今までのレビューでは辛口になっていましたが、本作は良いです。初めは「出会い系?」と不安の出だしであったが、一章から良質な物語が紡ぎ出されております。ここまで恋愛に対して、......
初恋温泉
各地の温泉を題材に、男女の恋愛模様を描いている。 温泉に行くとき、大抵、癒されようとしている。 沸き立つような好奇心を抱いて行くことは、ほとんどない。 だから、そこでの会話や、情景の捉え方は穏やかな......
女たちは二度遊ぶ
11の短編集からなる女と男の日常的な物語。 吉田修一らしく、一貫した気だるさが作品全体に流れている。 私的には、「十一人目の女」が、「月曜日たち」という作品のように このなかの短編のどれかとリンク......
日曜日たち (講談社文庫)
最初の2編を読んだときは〆切に間に合わせるために書いた小説みたいだと思いましたが、読み終わる頃にはきっちり帳尻を合わせてくれていました。別々の短編が小学生の兄弟でつながっているという手法が気に入り......
ひなた
軽〜く読めて、ぐいぐい引き込まれてくから、女性には読みやすくておススメだと思います。 吉田修一さんの小説は、ところどころに自分の趣味や知識を覗かせていて、お洒落だな〜って、いつも思います。 仕事や家......
あなたと、どこかへ。 eight short stories
そうと意識しなければ普通に読み通せる、 「車」を主題とした短編アンソロジー。 片岡義男などはまだしも、 あまり車に乗らなそうな作家たちも 頑張ってドライブシーンを描いているのは 新鮮で悪くない。 ......
7月24日通り
各章のタイトルが 「モテる男が好き!」 「イヤな女にはなりたくない」 「どちらかといえば聞き役」など○×方式の自己分析になっている。 これは主人公の弟の恋人が自分がどんな女なのか分析して、 モテない......
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